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| 1997年から今日の特別行政区となったが、香港は1842年の南京条約で長い間イギリスの植民地としての時代を経てきました。中国にあって、中国とは違う時代を経た中に幾つかのホテルが存在し、価値あるラベルが残されました。 |
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| 香港島北部のクイーンズロードに香港ホテル会社が1868年に開業したのが香港初の本格的洋式ホテルの「香港ホテル」(Hong kong hotel)でした。下の写真のものは1892年に海岸沿いに改築した頃のものです。この建物は1926年に焼け落ち、残りの棟で営業は続けたものの1952年に実質的には閉鎖されたといわれています。 |
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| このホテルにもDan Sweeneyのラベルが残されている。1880年アメリカのカリフォルニア、サクラメントで生まれた彼はサンフランシスコクロニクルの新聞でイラストレーターとして活躍していた。ポスター画家としても活躍していたようだが、これら一連のラベルくらいしか知らない。彼がこの中国やベトナム、フィリピンの10種程度のラベルに携わるのは1920年代後半だったようです。40代の頃でしょうか。彼の足跡の詳細は知りえないが、アジアの地に足を運びこれらの絵を残していたことは間違いない。この香港ホテルの花売りの男性も当時の中国の風俗の一つなのでしょう。 |
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1920年代前後のこの香港上海ホテルの
統一ラベル。本家の香港ホテルにもこのように存在しました。ちょっとしたきっかけで一連のこのデザインのラベルを見ましたが、それも世界のコレクターの元へ散逸してしまったようです。 |
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| 上の2枚は同じ時期に発行されていたようです。どちらも滅多に見ることができない逸品です。 |
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| ペニシュラホテルは「Hongkong & Shanghai hotel co.ltd」により1928年11月に九龍半島の海岸通りSalsbury Roadに開業しました。開業当時は大英帝国全盛の頃で、上流社会を対象とした豪華ホテルとして誕生、送迎用にロールスロイスを数台所有していることでも有名です。1955年製作の「慕情」に出演した、ウィリアム・ホールデンとジェニファージョーンズはこのホテルに宿泊していました。戦後すぐの香港を写したこの映画は音楽も人々の心に響くものでした。 |
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| このホテルにもDan Sweeneyによるラベルは残されています。このホテルに関しては下のように、幾つかのラベルが確認されていますが、建物を描いたラベルは戦前のものです。その下のものはどれもステッカータイプのもので1970〜1980年頃のものでしょうか、詳細は得ておりません。ここで詳細を記述するホテルとしては唯一現存するホテルのため、年月の流れの中でラベルデザインの変遷、変化を見ることになります。Dan Sweeneyのラベルは別として、建物がレイアウトされたデザインはどちらも平凡なもので、ステッカーのものは中国というイメージを強調したものとなってしまっている。ステッカー時代となってはそれまでの絵画的なデザインを望むことは難しいのか、ホテルの格式からして残念な出来となってしまっている。日比谷のペニンシュラに寄った時に尋ねたが今日ではもう発行していないとのことでした。 |
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| 香港島標高552メートルのビクトリアピーク(太平山)への山岳鉄道の終点の位置に開業したホテルがPeak Hotelでした。開業は1873年とも1888年とも言われていますが、当初は夏場の観光客の為のレストランなどを営業していたものでした。何度か転売改築され大規模なホテルとなっていました。1922年に香港ホテルに買収されましたが、1936年に閉鎖され、1938年に焼失してしまったそうです。 |
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これらはDan Sweeneyのラベルではないようです。然しながら、よく出来たデザインで、特に右のラベルは収集家の中でも人気のラベルです。営業年が1936年までということもあり、なかなか得ることのできないものです。シラベルまで、山頂にこのような大きなホテルがあったことを知りませんでした。左のラベルは後で知ったもので、右のラベルでは、このようなホテルであったことは想像がつきませんでした。
今日では、山頂にホテルはありません。百万ドルの夜景と言われた香港の景色を楽しむ休息の宿は古き良き時代の贅沢だったのかもしれません。 |
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| このホテルに関しては殆ど資料がありません。香港島のクイーンズロードのGloucester Landmakの場所にあったようで、1932-1977年が開業期間とか。ラベルに描かれている建物がGloucester buildingのようです。英国のGloucester Hotelを模して名をつけたのでしょうか。 |
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| 実は上の左のラベルもDan Sweeneyのものです。彼の一連のラベルの中でも、最も彼らしくない出来と思うのは私だけでしょうか。これまで見てきた垂涎の描画からすると躊躇してしまうものではあります。右のラベルも取り立てて人気となるようなものでもないのが残念です。 |
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風光明媚な香港島南部のレパルスベイ。今日では高級リゾートマンション群となっているが、かつてここには写真のようなコロニアルホテルがありました。この景色の素晴らしさから多くの賓客やお金持ちがこのホテルを楽しんだことでしょう。Hongkong & Shanghai hotel co.ltdが所有するこの地に1920年ホテルは開業されました。残念ながら1982年にはこのホテルも姿を消し、近代的な建物に変ってしまいましたが、香港の雑踏とは違ったイメージを味わえる場所として訪れてみたい場所です。
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| このホテルのラベルもDan Sweeneyによるものです。このほかにはこのホテルのラベルは知りませんが、ホテルの立地としてのレパルスベイを知ればこのラベルへの想いも高まります。彼のラベルで風景だけの構図はこれだけですが、彼がこのホテルラベルを描こうとしたとき、この湾の美しさからこうしたものになったのではないでしょうか。 |
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上のペニシュラホテルにもこのラベルに似たデザインのものがありました。
HONG KONG HOTEL経営時代の物なのでしょう。あまり楽しくないラベルデザインとなってしまっています。 |
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| 1920年代前後のこの香港上海ホテルの統一ラベルはREPULSE BAYホテルにも存在しました。ただ、東洋のリビエラというイメージで作成された唯一デザインの違うものでした。 |
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| 1963年「マンダリンホテル」として開業しました。1974年バンコクオリエタルホテルを買収し1985年にマンダリンオリエンタルと改称しました。現在は上の扇のデザインが統一されて使われており、どちらもステッカータイプです。 |
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| Ambassador Hotel |
| No.26 Nathan Road, Tsimshatsui, Hong Kong |
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| King Edward Hotel |
| Des Veoux Road,Hong Kong |
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| 香港を代表する?ジャンク船。かつてはこんな船が香港の湾内を占めていました。これが香港の代表的なイメージなのでしょう。 |
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| こちらもジャンク船をデザイン。イタリアのベネチアでも似たような構図のものがあります。 |
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| 中国のラベルでは漢字も併記されていることがあります。こうしたラベルはり中国人も泊まれるようなホテルが発行したものではないでしょうか |
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| 大東酒店 |
| THE GREAT EASTERN HOTEL |
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