TOP
強羅ホテル
Hakone gora hotel
1938.7-1998
足柄下郡箱根町強羅1300 

箱根登山鐵道の強羅駅の前にあった強羅ホテルは戦前の昭和13年に開業されました。終戦末期はソビエトの大使館が疎開していたこともあり、井上ひさし氏の戯曲の「箱根強羅ホテル」の舞台となったホテルでした。戦後すぐに国際興業に買収され、1985年からは富士屋ホテルに経営を委託されていました。老朽化で1998年に廃業してしまって今ではその姿を見ることができないのが残念です。
 
タグラベルにはこれらのように共通の丸型のラベルが使用されていましたが、ホテルラベルとしては独特なラベルをいくつか発行しており、特に接収期間(昭和27年までの間)のラベルにはすぐ下のパンフレットのようにそれまでのものとは違って色鮮やかなものを作成していました。タグラベルはそれらの影響も受けているようです。