帝国ホテル
Imperial hotel tokyo
1890.11-
東京都千代田区内幸町1-1-1
http://www.imperialhotel.co.jp/j/
時の政府が関与して創業した帝国ホテル。
かの鹿鳴館の隣に建築されたこのホテルの出現でようやく首都東京に来賓を受け入れることができる施設を得た。然しながら開業当時は高官や外国人ばかりが宿泊客だっただけにその経営も芳しいものではなかったようです。近寄りがたい建物でしたが、火災による消失は残念でした。とはいえ、関東大震災ではダメだったかもしれませんね。
帝国ホテルは、タグよりもホテルラベルのほうが数も多く知られています(?)
これらのタグもいつの時代の物かはまだ問い合わせていませんが、上のものはどちらも同じデザインでのラベルはありますがどちらもステッカーとなっています。
新本館、インペリアルタワーの時代のものでしょうか。正直味気ないものになってしまっています。
大正12年、関東大震災の日に開業したフランクロイド・ライト設計の帝国ホテルはあまりに有名。この姿は明治村に移築され
今日もその様子を見ることができます。
1890年(明治23年)開業の帝国ホテル初代の姿です。開業当初はまだお堀がまだ残っていました。このお堀は明治32年から埋め立てが始まり、それに伴い東京ホテルも一時閉鎖しました。
1967年(昭和42年)に閉鎖、翌年解体されてしまいました。後ろには下の新館の姿が見えます。この時点で、もう周りのビル群とは異質の存在となってしまっていたようです。
この荘厳たる建物もライト館の建築が開始され始めた大正8年
火災により消失してしまいました。この頃の正面は左の絵葉書からすると左に向かって面していました。
1958年の新館の絵葉書
この頃の絵葉書は手着色されたものでした
初代の帝国ホテルの時代、明治から大正にかけて独特な絵葉書を発行していました。