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明治27年亀屋旅館を「亀屋ホテル」としたのが万平ホテルの創業でした。現在の旧軽井沢銀座郵便局の地にありました。明治29年に満平ホテルに改称し、明治35年(1902)に現在の地「桜の沢」に移転しました。明治38年、39年に出来た「軽井沢ホテル」「三笠ホテル」との競争時代では多くの外国人がここ軽井沢で遊んだ時代でもありました。明治45年の横川-軽井沢間のアプト式電化により交通の便もよくなり多くの著名人なども別荘地として集まるようになってゆきました。
支店として名古屋、熱海、東京、八洲(東京日本橋)と開業するも、戦争の狭間にあって閉鎖を余儀なくされ、今日は軽井沢のみとなっています。
昭和30年から20年あまり続いた文壇ゴルフ大会、天皇陛下の皇太子時代の美智子様との軽井沢ロマンス、昭和45年から訪れたジョンレノン、昭和47年の田中角栄首相、キッシンジャーとの会談など、多くの歴史の舞台ともなっていた軽井沢と万平ホテル。HPでもその歴史を公表しているし、非売品ではあるものの「万平ホテル物語」は興味深い内容で楽しませてくれる。小冊子ではそれらを要約してあり、その中には提供したこれまでのホテルラベルの画像も紹介されています。 |
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