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奈良ホテル
Nara hotel
1909-
奈良市高畑町1096
http://www.narahotel.co.jp/
明治42年(1909)に開業以来、その姿を大きく変えず今日まで続く奈良ホテル。このホテルの歴史は、大日本ホテル経営時代、鉄道院、鉄道省直営時代、交通公社経営時代、都ホテル経営時代、株式会社奈良ホテルと5つの経営主体が変ってきたという波乱に満ちたものでしたが、その姿を変えず今日まで続いてきたことは日本では数少なく貴重な存在のホテルです。創業当時は外国の著名人や独英の皇族や貴族、各国の大使などが宿泊し、その1割に満たない日本人も多くが華族であったそうです。
 これらのタグラベルは戦後のものですが、戦前から多くのホテルラベルは発行されてきました。縦菱形のラベルには五重塔が描かれそれが長年使用されてきました。戦後になりホテル自身のイラストを描いたものなど色鮮やかなものも出てきましたが、タグラベル自身はシンプルであまり特徴も無いものになってしまっています。戦後進駐軍の接収時代には知っている限り3種のラベルを発行してきましたが、日本人は泊まることができなかったこともあり滅多に見ることのできないものです。念願のホテルパネルも提供できました。2階の資料室でご覧になれますので、是非足をお運びいただけたら幸いです。
パンフレット
料金から昭和初期のものと思われる - 英語表記
鉄道省時代 - 平面図のみ
 料金から昭和10年代以降のもの - 英語表記
戦後すぐのもの - 英語表記
1956-1983の間の都ホテル経営時代のもの - 英語表記
1967年のもの - 英語表記
 都ホテル経営時代 - 日本語表記