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関東大震災で居留地時代からの半世紀の間に繁栄した多くの有名ホテルは瓦解しその歴史を終了してしまいました。港町横浜に復興を期されて開業されたのがホテルニューグランド。昭和の初めからの歴史ですが、戦前多くの旅人がこの地を拠点に日本を旅しました。その経緯もあり多くのホテルラベルが発行されました。開業当初は外国人専用ということもあり、その多くが海外の旅人の手に渡りました。
タグラベルはあまり多くなく、殆どがラベルタイプのものです。多くがホテルの姿をデザインに使い色も鮮やかに使われており日本のホテルラベルの代表として残されるべきものばかりです。 |
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多分このラベルが最初のラベルではと考えています。THE NEW GRANDという表記は下のパンフレット同様の表記。下のパンフレットには初期の支配人アルフォンソ・デュナンの名があり、彼は開業後2年で帰国してしまったので、昭和4年までのものです。
このラベルには楕円の同じ柄のラベルもあり、はっきりした線と限られた色で見事に表現されていて、後ろの富士山のモチーフはその後のラベルにも共通して使用されています |
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| 上のデザインと同様の別のタグラベル、ラベルがあります。このラベルはとても珍しく、紙ではなくセルロイド製のようです。下の部分を軸として回転し、内側に名前や住所を記入するようになっています。残念ながらいつの時代に使われていたのか不明ですが、ニューグランドのラベルデザインにはこのような手書き風のものが他にもあります。たて6cm、よこ5cmの小さなラベルです。 |
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| ラベル同様、パンフレットにもそれぞれの味を出したものを発行してきました。内装は戦後何度か改修されましたが、開業当時の様子は今でも味わえるだけに是非このままの姿を維持してもらいたいものです。 |
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私の4番目のホテルラベルパネルをホテルニューグランドに提供しました。80年の歴史の写真パネルと並んで展示してあります。お近くに立ち寄りの際は是非ご覧下さい。
戦前のラベルが主で、横浜ならではのデザインを味わっていただけます。今は無き、姉妹ホテル「富士ニューグランド」のラベルもレイアウトしてあります。 |
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