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日活ホテル
Tokyo nikkatsu hotel
1952.4-1969
東京都千代田区有楽町1丁目8-1

 昭和27年有楽町の皇居の側に建築された日活国際会館に併設されたホテルで、6階から9階を占めていました。
 昭和37年に石原裕次郎の結婚式場となったことでその名を残すも昭和44年に三菱地所に売却され、「日比谷パークビル」となっていた。そのビルも平成19年開業の今日の「ペニンシュラホテル東京」となってかつての姿はもうありません。
 日活という母体から、かつては映画の舞台にもなったところでしたが、それを知る人も多くはないかもしれません。とはいえ、戦後の開業でもあり、このホテルの思い出を持つ人も居るでしょう。
 この地がペニンシュラとなって久しいのですが、当初ラベルの発行を尋ねてみたのですが、発行していないとのこと。この地のホテルのラベルを継承できないのは残念です。

 ようやく左のタグラベルを得ることができました。決して長くないホテルの歴史でしたから、これらでこのホテルのラベルも揃ったのではと思っています。
今日このアングルでは、見上げても全景をとらえる
ことは出来ない高さとなっています。最近はどこも
高すぎて全景を見ることができないのはその存在感
をむしろそこなっているのかもしれません。視野に
収まる建物の高さというのが安心感を感じるのは
もう過去のことなのでしょうか。
天井の高さが実感されます。
この雰囲気は確かに昭和30〜40年代
の映画に登場していました。
上空からの眺めのポストカードを得ました。
半世紀近くたった現在では全く様子も変わって
しまっていることでしょうが、同じアングルで
の様子も見てみたいものです。1962年にこの
ホテルに泊まった米国人の絵葉書でした。