この場で東急ホテルチェーン全てを網羅するつもりはありません。あくまで入手した東急ホテルのラベルを集めてみたものです。幸いにして、下のパンフレットと「東急ホテルの歩み」を得て、これらのラベルがいつのものなのか、どんなホテルがあったのかを調べてみました。ホテルラベルを網羅するなど今日においては不可能であり、下のパンフレットを見ても、２枚だけしか持っていないし、見たことの無いものばかりです。それらを全て得てこれまでの歴史と共に見ることができたらいいのですがホテルは古いものは残していないのが常のようです。 　下のパンフレットはいつの物か。年度は記載されていないが、博多東急ホテルがあり、赤坂東急ホテルが無いところから、昭和44年の5月以降9月以前の物であると推定できます。
		パンフレットにラベルをあしらったものは大変珍しいものです。他のホテルチェーンなどでもこのようにレイアウトしたデザインがあればよかったのに、、とも思ってしまいます。こうしてホテルのラベルを並べているだけでも、その地それぞれの顔があり、その記念的意味合いが増してきます。このパンフレットを見て同じく旅先のラベルを集めていた人も多いのではないでしょうか。ホテルの建物の姿は忘れても、ラベルからその旅自身が蘇るのかもしれません。今日のように、同じ系列が同じ顔のラベルとなってはこのような特別な思いをするのは難しいのかも知れませんね。同じ系列であっても、それぞれのホテルはそれぞれの顔があるだけに、もっとオリジナリティを表現してもらいたいものです。企画する人のセンスが欠落してしまっているからでしょうか。

-2001

-2011

-2004

-2007